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パズル Ⅱ
第9章 夏祭
晃兄は手首に焼きそばとタコ焼きの入ったビニール袋を提げたまま、ポケットから何かを取り出した。

畳んでいたそれを広げると、付いていたストローで空気を入れ始める。

「何?」

「携帯用のクッション。自社商品で、前にもらったやつ。1個しかないけど、持ってきてよかった。」

膨らますと、プクプクした形の四角い小ぶりの座布団みたいになった。

「俺はいいから、美桜コレに座りな。」

「いいの?」

「いいよ。俺はデニムだし、濡れてないから地べたで大丈夫。美桜は浴衣汚れるからな。」

合わせを押さえて、膝を立てて浴衣が地面に擦れないようにクッションに座る。
空気で膨らましてるからか、触った感じは、固かったけど、お尻に敷くとちょうどいい柔らかさだった。

2人で唐揚げと、焼きそばとタコ焼きを食べる。
カップルみたいで、本当に楽しかった。
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