この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第1章 フラれる女
私だって驚いた。
中学で一人、高校で二人、大学で二人、社会人になってまた二人。
特に男にがっついているわけでもなく、決まって相手側から好意を持たれ、そして付き合わないかと提案される。
告白された回数としては事実もっと多いのだから、それは世間一般的には自慢するべき名誉だろうか。
だが…この七人の男達
自分から話を持ちかけておきながら、必ず私をフって終わる。
つまり私は相手側から告白されておきながら、七回連続で見かぎられた女──。
世間一般的に、これが不名誉でなくなんなのか。
“ 妙に虚しいわね…… ”
....
「──……フ…」
「‥‥‥」