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すべての生き物に愛を求めて
第5章 お仕置き
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激しいお仕置きの後、シェン様と少し休んでから軽い昼食をとり、今は森の薬草を採取している。
シェン様は色んな効能の薬草を分かりやすく教えてくださり、私にもお手伝いさせてくれているけど、私にはどうしても聞きたいことがあってなかなか集中出来ない。
「リリィどうしました?
なかなか進んでいないようですが、何か悩み事ですか?」
「えっと…あの…。」
「良いですよ。言ってください。」
シェン様はエッチは激しいけど、基本的に気配りが行き届いていて、とても優しい。
「あの…。
私…あんな変な音出しちゃったり…
シェン様とフレイアさんの…見てしまったり…
一人で…シてたり…
その…嫌いになってしまったのではないかな…と、思いまして…。」
言葉にしてしまうと一気に不安が押し寄せる。
私には、もう、シェン様しかいないのに、、、
なんであんな事しちゃったんだろう…
「どうして私が嫌わなければなら無いのですか?」
え?
「元はと言えば、私が促したことです。
でも私には、私の前だけで、私が施したことに乱れてくれるリリィが堪らなく魅力的なんです。」
どうしてこの方はそんなことを簡単に言ってしまうんだろう…
「ですから、これからも私だけのリリィでいてくださいね。」
そんなこと言われたら…
もっと、もっと好きになってしまう…
私はこの時に決めてしまった。
命尽きるまでシェン様にお仕えするのだと。
だから勿論、返事は一つしかない。
「はいっ、シェン様」