この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
すべての生き物に愛を求めて
第6章 人妻
「相談するほどの症状なのかい?」

「捉え方は人それぞれですが、私は領主様に相談すべき事と感じました。」

「そうか…。わかったよ。今日の夜にでも話を聞こうか。じゃあ、この話はこれで終わりにして、医者としての君の実力を見せてもらいたいんだけどいいかな?」


フランクかと思えば抜け目がない。
流石やり手と言われるだけはありますね。


「そうですね。では手始めに軽傷の方だけ集められますか?」

「症状ごとに場所を分けているから問題ないよ。
今からお願いできるかい?」


口調は柔らかいのにNOと言わせない言い回しは、詐欺などの犯罪を暴くにはかなり有効な手立てだ。
勿論私には疚しいことなど一つもないので、


「勿論です。よろしくお願いします。」


と、ニッコリ微笑んで承諾した。
「じゃあ、付いてきてくれる?」といってクロードさんは立ち上がり、プレハブの扉をあけて出ていったので後を追う。

軽傷の人を集めるという言葉にサハルが鼻で笑っていたが、放っておく。

どうせ軽傷者しか治せないとでも思っているのでしょう。考えが浅はか過ぎて笑えてきます。
サハルも一緒に付いてこようとしたところで、


「あぁ、サハルは執務室に残っていてくれないか。誰か来ても困るし、さっきもらった書類も全て目を通しておいたから、それを元に各所に指示をだしてくれると助かるよ。」

/168ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ