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すべての生き物に愛を求めて
第6章 人妻
お二人と再び応接間に入り、説明を施す。
「クロードさんもナターシャさんも何も問題はありませんでした。しかし、タイミングが悪いということが問題なので、時期を見計らって夫婦の時間を作ってもらうことが必要になってきます。
このあとナターシャさんだけ残っていただいて、排卵の周期を見極めたいのですがよろしいですか?」
「あなた…」
「それが分かれば、子供が出来るのかい?」
「はい。直ぐにでも可能ですよ。まあ、奥様にはもう少し栄養をつけてもらわないといけませんがね。今のままでは妊娠しても体がもたないでしょう。」
「そういうことなら…ナターシャ。シェン君とゆっくり話して、色々アドバイスをもらうと良いよ。」
「はい。あなた。ありがとうございます。」
「じゃあ、僕は部屋に戻るとするよ。シェン君。よろしくね。」
「はい。リリィもおりますのでご心配なく。」
クロードさんが部屋を出た後に防音結界を張り、ナターシャさんに話を切り出す。
「すみませんナターシャさん。先ほどの話は殆んど嘘です。」
「え?…それは…」
「確かにお二人のそれは単品では問題ありませんでした。しかしそれが合わさると、クロードさんの性質のせいで消えてしまうんです。」
「それって…」
「クロードさんもナターシャさんも何も問題はありませんでした。しかし、タイミングが悪いということが問題なので、時期を見計らって夫婦の時間を作ってもらうことが必要になってきます。
このあとナターシャさんだけ残っていただいて、排卵の周期を見極めたいのですがよろしいですか?」
「あなた…」
「それが分かれば、子供が出来るのかい?」
「はい。直ぐにでも可能ですよ。まあ、奥様にはもう少し栄養をつけてもらわないといけませんがね。今のままでは妊娠しても体がもたないでしょう。」
「そういうことなら…ナターシャ。シェン君とゆっくり話して、色々アドバイスをもらうと良いよ。」
「はい。あなた。ありがとうございます。」
「じゃあ、僕は部屋に戻るとするよ。シェン君。よろしくね。」
「はい。リリィもおりますのでご心配なく。」
クロードさんが部屋を出た後に防音結界を張り、ナターシャさんに話を切り出す。
「すみませんナターシャさん。先ほどの話は殆んど嘘です。」
「え?…それは…」
「確かにお二人のそれは単品では問題ありませんでした。しかしそれが合わさると、クロードさんの性質のせいで消えてしまうんです。」
「それって…」