この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
すべての生き物に愛を求めて
第6章 人妻
「来てくれたんだね…」
クロードさんのような声色で話しかけ、ドアを開けただけのナターシャさんの手を引き、部屋へ引き込み抱き締める。
「あっ…」
「待っていたよ。必ず君は来てくれるって思ってた。」
顎を指でそっと持ち上げ、チュッと音をたてる。
「え…クロード…?」
「ごめんね。クロードさんでは無いんだ。
でも、出来るだけ彼に近付けるから、ナターシャさんは、クロードさんに愛してもらっていると思って私に抱かれてください…。」
そう言うと、今一度、意を決した顔付きになるナターシャさんに、小瓶を見せる。
「これが、クロードさんの遺伝子です。これを私の魔力でコーティングして、体内に入れます。」
説明しながら小瓶の中身をフワッと魔力で包み、淡い光を出すそれを、ゆっくりと下腹部に持っていき、体内へと沈めた。
「さぁ、ナターシャ…こっちにおいで…。
この数ヶ月分、たっぷり愛してあげるから。」
その言葉を待っていたかのように、ナターシャさんはフラフラと、正にクロードさんの遺伝子に吸い寄せられるかのように私に抱き付いてきた。
クロードさんのような声色で話しかけ、ドアを開けただけのナターシャさんの手を引き、部屋へ引き込み抱き締める。
「あっ…」
「待っていたよ。必ず君は来てくれるって思ってた。」
顎を指でそっと持ち上げ、チュッと音をたてる。
「え…クロード…?」
「ごめんね。クロードさんでは無いんだ。
でも、出来るだけ彼に近付けるから、ナターシャさんは、クロードさんに愛してもらっていると思って私に抱かれてください…。」
そう言うと、今一度、意を決した顔付きになるナターシャさんに、小瓶を見せる。
「これが、クロードさんの遺伝子です。これを私の魔力でコーティングして、体内に入れます。」
説明しながら小瓶の中身をフワッと魔力で包み、淡い光を出すそれを、ゆっくりと下腹部に持っていき、体内へと沈めた。
「さぁ、ナターシャ…こっちにおいで…。
この数ヶ月分、たっぷり愛してあげるから。」
その言葉を待っていたかのように、ナターシャさんはフラフラと、正にクロードさんの遺伝子に吸い寄せられるかのように私に抱き付いてきた。