この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
すべての生き物に愛を求めて
第3章 うさぎ
「ハァッハァ、、ん…ハァハァッ」


ダメっ!追い付かれる!
大体何でこんなところにシルバーウルフがいるの!?
やっぱりこの前の大地震で生き残った生物が、比較的地震の軽かったこの地域に来てるんだわ。
こうなったらこの森に入ってまいてみるしかない!


「グルゥワァァァ!」

「グワァウ!グワァウ!」


うさぎの脚力を存分に使って森を駆け抜ける。勿論うさぎの耳で相手の動きを確かめながら。
しかし、逃げていることで後ろにばかりに気を取られていて、前に敵がいることに気付けなかった。


「グルゥワァウ!」

「え!?い"や"ぁぁ!」


前からいきなり出てきたシルバーウルフに肩を噛まれ、振り投げられる。

ドン!
と音がなり、木に打ち付けられたことがわかった。


…待ち伏せされてた?
痛む右肩を押さえると暖かいものが左手を濡らす。

結構深いな…ここからどうやって逃げよう…。

必死に痛みを抑えて立ち上がろうとするも、既に3頭のシルバーウルフに囲まれている。


お父さん…お母さん…

こんなに早く二人のところへ行くなんて思ってなかったな。
でも、こんなに怖い思いするなら一緒が良かった…


「グルルル…」

「グルゥワァァァ!」
/168ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ