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すべての生き物に愛を求めて
第3章 うさぎ
「ハァッハァ、、ん…ハァハァッ」
ダメっ!追い付かれる!
大体何でこんなところにシルバーウルフがいるの!?
やっぱりこの前の大地震で生き残った生物が、比較的地震の軽かったこの地域に来てるんだわ。
こうなったらこの森に入ってまいてみるしかない!
「グルゥワァァァ!」
「グワァウ!グワァウ!」
うさぎの脚力を存分に使って森を駆け抜ける。勿論うさぎの耳で相手の動きを確かめながら。
しかし、逃げていることで後ろにばかりに気を取られていて、前に敵がいることに気付けなかった。
「グルゥワァウ!」
「え!?い"や"ぁぁ!」
前からいきなり出てきたシルバーウルフに肩を噛まれ、振り投げられる。
ドン!
と音がなり、木に打ち付けられたことがわかった。
…待ち伏せされてた?
痛む右肩を押さえると暖かいものが左手を濡らす。
結構深いな…ここからどうやって逃げよう…。
必死に痛みを抑えて立ち上がろうとするも、既に3頭のシルバーウルフに囲まれている。
お父さん…お母さん…
こんなに早く二人のところへ行くなんて思ってなかったな。
でも、こんなに怖い思いするなら一緒が良かった…
「グルルル…」
「グルゥワァァァ!」
ダメっ!追い付かれる!
大体何でこんなところにシルバーウルフがいるの!?
やっぱりこの前の大地震で生き残った生物が、比較的地震の軽かったこの地域に来てるんだわ。
こうなったらこの森に入ってまいてみるしかない!
「グルゥワァァァ!」
「グワァウ!グワァウ!」
うさぎの脚力を存分に使って森を駆け抜ける。勿論うさぎの耳で相手の動きを確かめながら。
しかし、逃げていることで後ろにばかりに気を取られていて、前に敵がいることに気付けなかった。
「グルゥワァウ!」
「え!?い"や"ぁぁ!」
前からいきなり出てきたシルバーウルフに肩を噛まれ、振り投げられる。
ドン!
と音がなり、木に打ち付けられたことがわかった。
…待ち伏せされてた?
痛む右肩を押さえると暖かいものが左手を濡らす。
結構深いな…ここからどうやって逃げよう…。
必死に痛みを抑えて立ち上がろうとするも、既に3頭のシルバーウルフに囲まれている。
お父さん…お母さん…
こんなに早く二人のところへ行くなんて思ってなかったな。
でも、こんなに怖い思いするなら一緒が良かった…
「グルルル…」
「グルゥワァァァ!」