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すべての生き物に愛を求めて
第4章 森の主
二人分のハァ、ハァ、という声が静かな森の中に染み込んでゆく。


息子をズルリと、引き抜くと「あぁん…」と言う声と共に、下からは白い愛液がたらりと落ちた。


フレイアの下腹部に手を当てて汚れたところを浄化し、彼女の頭を撫でる。


「フレイア、大丈夫ですか?

その、すみません。最後の方はタガが外れてしまって…フレイアに許可して頂いたら我慢出来なくなってしまいました。」


「ふふっ、良いのじゃ。
そ…その…妾も………よ…良かったのじゃ…」


顔お真っ赤にしてベッドに顔を埋めるフレイアのおでこにキスをする。


「良かった……」


少し下がって、フレイアの胸に顔を埋める。


「シェン?」


「ん、……もう少しこのままでいましょう?」


「…そうじゃな。」


フレイアはそう言って、私の頭を母親のように撫でてくれた。

心地よい風とフレイアの温もりは、森の主と言うより、森の母と言った方がしっくり来るような気がしますね…


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