この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
【マスクド彼女・序】
第3章 一日目【彼女との戒律(ルール)】

 よって正直は、その後も唯とゲームの対戦を続けてゆく。オセロだけでなく、将棋やチェスでも唯に挑んだ。

 それが人との触れ合い第一歩になるのならば、とことん付き合ってみようとの考えから。

 しかし当然ながら、それらゲームの技量差は既に明らかである。


「王手です」


「あ……!」


 辛うじて自信のあったオセロの結果を鑑みれば――


「チェックメイト」


「ううっ……」


 それはやる前から、わかっていたことだ。


 どれ一つ、全く相手にならない……。


 如何にそれが彼女を慮っての行為とはいえ、乾布なきまでの敗戦が悔しくない訳はなかった。それに加え――


「ふ・ふ・ふ――まだ、挑戦いたしますか? 私はもちろん、かまいませんが」


 唯の得意げな態度がイチイチ、その苛立ちに拍車をかけてくれる。


「くっそぉ……」


 そうした時、不意に正直は――ある提案をした。

/220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ