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【マスクド彼女・序】
第2章 前日【楽園からの誘い】

「いや、特に……」

「そうですか。それは、すみません。だけど、変だな? 確かに、コッチから呼ばれた気がしたのですが」

 璃子は小首を傾げると、クリッとした大きな黒目で正直を見据えている。


 新垣璃子は、二年後輩の十九歳。だが、その淀みのない眼差しは、高校生一年生と言われても疑いようがないくらい童顔に思える。

 今時の大学生の女の子としては、外見を飾り立てるでもなく。しかしだからこそ、在るがままの魅力を失ってもいなかった。

 性格は、素直で真面目。そして、とても学業に真摯な学生である。


 正直のような男は、その爪の垢を煎じて呑ませてもらえばいい。そう思わせるまでに、模範的な学生であった。


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