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【マスクド彼女・序】
第2章 前日【楽園からの誘い】

「あ……」


 と、声を上げたのは『約束』というキーワードで、思い浮かべた顔があったからだ。


 それは――新垣璃子の顔。


「……」


 自分は、約束の場に行くことができなかった。折角、誘ってくれたのに……。行きたかったのに……。

 璃子は、どうしただろうか。待ちぼうけて、きっと呆れて帰ってしまったろう。

 結局連絡すらできずに、意味もわからずこうしてる自分に対して、正直はどうしようもなく焦れた。


 大事な用事をすっぽかして、俺はこんな場所で……ホントに、何をしている?


 改めて自身の行動に疑問を覚え、正直はテーブルの上に突っ伏した。

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