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【マスクド彼女・序】
第3章 一日目【彼女との戒律(ルール)】

 彼女の言葉を借りるのなら、二人の間に交わされた『契約』となろうか。最も正直にしてみれば、社会通念に於ける契約の類をを結んだ感覚は、当然ながら皆無に等しい。強いて言うのなら、それはやはり『約束』であった。

 その部分は一度、さて置くとして。それに際し彼女が正直に語った事項を、契約書風に要約するのなら、以下の様になろう。

 『乙』を正直、『甲』をマスクの彼女として。


 一つ、乙は甲の許しなしに一切の外出を禁ずるものとする。

 一つ、乙はあらゆる外部との接触(通話・通信・情報の取得等)を行ってはならない。

 一つ、乙の行動範囲は基本的にロックドルーム(寝室?)とエデン(広間?)に限られる。但しどちらに所在するのかは、都度、甲の指示に従わなければならない。

 一つ、乙は日に三度の食事の機会(定刻にて)が与えられる。

 一つ、乙の身体の安全は甲によって保障されているものとする。

 一つ、乙は明確な理由なく甲の指令に逆らってはならない。

 一つ、乙は甲のことを可能な限り思いやらなければならない。

 期間内(此れより十四日間)以上に準じたものと甲が認めた際、乙は金壱百萬円を受け取るものとする。


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