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第18章 『発見』
目覚めたのは私の方が遅く、目を開けると聖がずっと自分を見つめていたのを知りモーフを上げようとして止められ引き寄せられた。

「早く起きたの?」

「いや、少し前。おはよう。」

「おはよ、ずっと見てたのかと思ったから…」

「起きてからは、ずっと見てたよ。近くにいるんだなってそう思って。」

それに恥ずかしくなり、胸に顔を埋めた。温かい体温が心地好い。

髪を撫でられ、幸せな気持ちをくれる。
「今日までは仕事や、一人にして寂しいやろうけど。」

「大丈夫、分かって着たんだもの。絵を描いたり、ちょっと回りを散歩したり。晩御飯もお楽しみに。」
見上げると、すぐにキスをされた。

「料理は楽しみ、いつも写真くれてたもんなぁ。どれも美味しそうやった。」

「トマトベースのパスタでいい?昨日の赤ワインも残ってるし。」

「今日は帰るのが楽しみ。いつもは、一人の部屋やから。」

「そうよね、それは寂しいわね。時間、大丈夫?朝ご飯は?」

「朝ご飯は絢音。」

「駄目、ちゃんと食べないと…あっ…聖、だ…め」

胸をゆっくり撫でられた後、すぐに先端を食べられ声が漏れないよう口に手を当てた。

昨日とて、かなりの声が漏れていて聖は気にしないと言ったが、もし外で誰かに会ったら気まずいのは自分だった。

緩やかに肌を滑る唇が気持ち良くて、声は出てしまう。

溢れる蜜は留めなく流れた。そこへ到達されてしまう。

聖の長い足が覆いかぶさり、声は静かに命令を放つ。

「しゃぶれ、絢音。互いに気持ち良くな。」
何をと聞き返す間は、いつも常に与えられない。

下の花園を掻き分けられ、水音を立てられながら舐め上げられ腰は浮き上がる。だがそれでは益々、舐めやすくするばかりだ。

自分の口には、朝の固くなった聖の物が入れられ息をするのが苦しい程だった。
長い足はまるで、檻の様に思えてならない。

下の花園から蜜を吸い上げられる度に、腰はうねり口が止まる。

「しっかり舐め、口が止まってる。」

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