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・辿りつく 先には・
第5章 『現実』
昨日はなんとか、眠りにつけた。眠るまえに少しだけ、おやすみなさいの電話をしてからだったが。そんな事も何故か、まるで恋人同士の、気持ちがした。

世の中では既婚者同士の、恋愛じみた事を婚外恋愛とか言うみたいだったがその恋愛と名前が着くものは独身さんの話かなと考えていた。

頭がたまに、融通がきかない。だが言葉を良いように言い返えている事が気にくわなかったのだ。

どんなに本人達が、正統を掲げても所詮 既婚者同士のそんな出来事は世間には通じないと、冷めている自分もいたのが事実だった。

だからこそ、興味だけでお友達として会って貰うという意味にこだわっていたが 結局はそれも何かの理由が欲しかったに過ぎない事を分かっていた。

結局は人間の狡さだろうなとも…

考え事に捕われると、手が止まる。

お化粧を整え、段々と変身していくのが楽しかった。それはシンデレラが舞踏会に行くのに似ている気持ちがした。

ワクワクは確かにしていた。純粋にこの旅をリフレッシュの為に、選んだのだから楽しもう そう切り替えた。

複雑な絡み合う、心を片隅に追いやり 恥ずかしいなと思いながら綺麗なキャミソールを付け ワンピースを着た。

手づくりのアクセサリーをして、用意が出来てから 流石に今日くらいはと笑顔を作ってメールをした。

最初は口から下を、送っていたのに今では顔を作るまで…

人間の慣れは、怖いなとも思っていた。

すぐに返事が帰ってきた。

・すっごい めちゃめちゃ 綺麗やなぁ こっちが今更になって緊張するわ 嬉しいよ、絢音。ああ、本当に早く逢いたい。待ってて、今は半分くらい来たかな~・

・誉め過ぎですよ、恥ずかしいなぁ。私も丁度、出ます。じゃあ一時間後に~・
・キリンが行くよ・
・笑 じゃあ アルパカも行きますよ 後ほど~・

・その姿を誰にも見られないで、隠してしまいたいよ・

・もう~チャオ・

顔が行く前から、熱かったがどうしていいかが分からなかった。好きは当然、人として好きだった。
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