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・辿りつく 先には・
第10章 『夜伽』
悲鳴と快楽が一緒に、絢音の身体を貫いた。
「やっぱり、久しぶりだけあって きついなぁ。気持ちええわ。」
聖の余裕は 、絢音には存在しなかった。入れられただけで、また逝ってしまい身体中が性感帯になってしまったように痺れていた。
「俺のでも、逝ったか。絢音は好きやな、そんな可愛い顔をして淫乱でええ。濡れてるから、気持ちええよ。動くで。」
「だめ… 待って、聖。身体が変なの。壊れちゃう、壊れちゃうから ああっ だめよ…」
「壊れへん、そないな簡単に。首に捕まって、本当の身体と身体の交わりを知りや。」
動かれただけで、頭の芯も指先も 全部がばらばらにされそうだった。
「ああ、ほんまに ええわ。愛してる、絢音。身体を預けぇ、飛ばしたる。」
「いやぁ いやぁ…」
恐くて、恐くて身体にしがみついた絢音。
身体から愛が、訴えられている。震える子宮。開かれた全て。
擦れる音と、自分の愛液の音だけが心をさらう。
突き上げられる身体、本当に別の世界へ飛ばされそうだった。抵抗は何一つ、無駄だった。気持ちが良すぎて、今までしてきたのが何だったのかとすら思う。
身体が脳が、完全支配を受け入れた。
何かが弾け、かちりと鍵の開く音が耳奥に聞こえた。
「聖、聖… 愛してるわ聖。だからもう止めて!!」
その時の笑みを見られなくて、良かったと思った。
「俺もお前を深く、深く愛してる。逝きや、絢音。別の世界を一緒に見るんや。」
受け入れた、身体は激しく波打ち突き上げられて 魂は飛んだ。
白い瞬きの後に、暗闇が目の前を埋めた。 がくんと身体は一跳ねした後、肩に頭が垂れ身体をがっちりと抱き止めてやった。気を失った絢音の背中を撫でる。
「まだまだ、お前は更なる奥の世界へ行ける。絢音、ええ奴隷になりぃ。したら、俺の魂はいつまでもお前にやったる。」
優しく抱き上げ、頬に愛しそうに唇をあてベッドへ横にならせ自分はそれを抱きしめながら 満足して眠りについたのだった。
絢音は魔王の腕で、眠る。どんな夢を見ているのか…
深い夜が二人を包み込むのだった。長い一日のような短い一日はそうして終わりを告げた。
「やっぱり、久しぶりだけあって きついなぁ。気持ちええわ。」
聖の余裕は 、絢音には存在しなかった。入れられただけで、また逝ってしまい身体中が性感帯になってしまったように痺れていた。
「俺のでも、逝ったか。絢音は好きやな、そんな可愛い顔をして淫乱でええ。濡れてるから、気持ちええよ。動くで。」
「だめ… 待って、聖。身体が変なの。壊れちゃう、壊れちゃうから ああっ だめよ…」
「壊れへん、そないな簡単に。首に捕まって、本当の身体と身体の交わりを知りや。」
動かれただけで、頭の芯も指先も 全部がばらばらにされそうだった。
「ああ、ほんまに ええわ。愛してる、絢音。身体を預けぇ、飛ばしたる。」
「いやぁ いやぁ…」
恐くて、恐くて身体にしがみついた絢音。
身体から愛が、訴えられている。震える子宮。開かれた全て。
擦れる音と、自分の愛液の音だけが心をさらう。
突き上げられる身体、本当に別の世界へ飛ばされそうだった。抵抗は何一つ、無駄だった。気持ちが良すぎて、今までしてきたのが何だったのかとすら思う。
身体が脳が、完全支配を受け入れた。
何かが弾け、かちりと鍵の開く音が耳奥に聞こえた。
「聖、聖… 愛してるわ聖。だからもう止めて!!」
その時の笑みを見られなくて、良かったと思った。
「俺もお前を深く、深く愛してる。逝きや、絢音。別の世界を一緒に見るんや。」
受け入れた、身体は激しく波打ち突き上げられて 魂は飛んだ。
白い瞬きの後に、暗闇が目の前を埋めた。 がくんと身体は一跳ねした後、肩に頭が垂れ身体をがっちりと抱き止めてやった。気を失った絢音の背中を撫でる。
「まだまだ、お前は更なる奥の世界へ行ける。絢音、ええ奴隷になりぃ。したら、俺の魂はいつまでもお前にやったる。」
優しく抱き上げ、頬に愛しそうに唇をあてベッドへ横にならせ自分はそれを抱きしめながら 満足して眠りについたのだった。
絢音は魔王の腕で、眠る。どんな夢を見ているのか…
深い夜が二人を包み込むのだった。長い一日のような短い一日はそうして終わりを告げた。