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縄の記憶
第2章 転
「よう言うた」
その瞬間、身体を何かが駆け抜けて行きました。和尚様の指が2本、わたくしの中に深く突き刺さり、次の瞬間には浅く蠢き、また膣の淵を拡げるように大きく掻き回されました。その度にわたくしはあられもなく
「あぁぁぁー」
と大声を上げ、自ら腰を動かしてしまいました。

「指だけでこれとは。相当な淫乱よのぅ。これは身仏による浄化が必要ぞ」
和尚様はそう言うと指を引き抜き、いつの間にか用意されていた撞木の柄をぐいっと腟内に押し込みました。
堅く冷たい棒はたぎった火床に絡みつきます。
「この棒で隅々まで浄化してさしあげよう」
棒は太く、長く、奥の壁まで壊しそうなほどの勢いで動かされ、信じられないほどの快感をもたらします。
「ああつ!和尚様!もうダメでございます。不浄なものが天に登ります!」

わたくしはそのまま果ててしまいました。
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