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祐子の欲望
第1章 祐子の眼力
祐子は都内で一人暮らししてるOL
毎日女性専用車両の同じ時間の同じ車両の扉の列に並ぶ
一番前で並ぶのは自分らしくないと思っている
降りる人がいたら気を遣う
女同士でも、いや、女同士だからこそかも
祐子がそうであるように、乗客の殆どが自分の定位置を決めている
だから知らない顔がすぐ分かる

祐子は通路の真ん中でつり革を持って立っている
女性専用なので満員ではないが、それなりの乗客がいる
祐子はさする事もなく、車内を見渡した
見慣れた顔があれば落ち着く

後ろの座席に見慣れない女性が座っていた
女性は膝の上に鞄を置いて、携帯を触っている
女性が手を止め顔を上げると、祐子と目が合った
女性も祐子も初対面で、会話した事も当然ない
しかし、二人の目線が他に向かない
お互いが見つめ合っている
一目惚れ、祐子の方はそうだった
躰に電気が走り鳥肌が立った

電車が停止するので速度を落とすと、女性が席を立ち祐子の後ろを通って、扉の前に立った
祐子は女性の座っていた席に座った
目線はずっと女性を見ている
扉が開き女性は祐子を追い越すように歩く
それでも祐子は目を逸らさずに追っている

新顔の女性だから、たまたま乗っただけなのか、遅刻してこの電車になったのか、自問自答したが答えなんて女性しか分からない

女性の温もりを感じてる自分って変態なんだろうか?
男性に興味がない訳ではない
学生の頃は声も掛けられ、付き合おうかなと思った人もいたが、何故か踏ん切れなかった

一目惚れ、人生で初めての経験と体験
物凄くあの女性をもっと知りたいと思った
名前すら分からない女性を好きになりかけてる自分
女性の事を考えると躰が熱くなる

会社に着いても仕事に身が入らない
女性の事を考えると股間が疼く
机の下で、ボールペンの先で刺激する
足が震え腰も動く
ボールペンから指に変えクリトリスをパンティの上から触る
洩れそうな声を必死で我慢してる
周りにはまだ気づかれていない
我慢できずにトイレに駆け込み、ドアを閉める前にはパンティは下げていた
座ると同時にクリトリスを触ってる
会社でオナニーするのは初めてだ
足音がするまで声を出せる

「あ~、あ、あ、あ、あ~」
祐子はトイレからデスクに戻るが、まだまだ収まらない

一日なんとか耐えきり部屋に帰る
服を脱いでシャワーを浴びる
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