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祐子の欲望
第1章 祐子の眼力
パンティに目をやると、股間のシミが股間から前と後ろにまで広がり、汗かと思える量だった
パンティのシミを匂う

「貴女の事を思うとこんなになったの」
シャワーを股間に当てて、指で乳首を摘まみ胸わを下から押し上げる

「あ~~~、気持ちいい、あ~~、イク、イクッ」

シャワーを出しながら床に座り込む
一時は気が済む
しかし虚しさがこみ上げる

「私は貴女の事が好きなの」
自覚するように自分に問い掛けた
祐子は女性にメモ書きを渡す事にした
こんな手紙は生まれて初めて書く
一目惚れした事を丁寧に書き綴った
文面は祐子らしくくそ真面目
興奮と緊張で寝れなかった

いつでも渡せるように握り締めてる
電車が来る前からその始末
女性が座っていた座席は空いてない思いを馳せ、その座席の前に立った
鞄は膝に置いてある
昨日見た鞄だった
女性は下を向いて寝ている様子
祐子は女性が起きるまで我慢してる
女性が降りた駅に近づく

座席から立ち上がり、祐子と目が合った
女性は警戒してる様子で、身構えた
それでも祐子の思いは止まらない

「昨日貴女に逢って、ドキッとしました。その思いを書いたので読んで下さい」
彼女は戸惑っていたが、祐子は女性の手に握らせた
女性は黙って受け取り、電車から降りた
祐子は女性にが座っていた席に座るが、今日は女性を目で追う事はできなかった

今までの自分だと何もしないで諦めていたが、何故か今回は積極的に行動できた
それだけでも自分を褒めてやろうと
しかし大それた事をした、と後悔もある
渡したのだから、結果を待つしかない
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