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祐子の欲望
第3章 祐子の試練
二人が婚姻届を持って、こはるの田舎に向かった
祐子も夫の欄にサインしてある
「実家にはどれくらい帰ってないの?」
「高校出てからだから、4年です」
「連絡とかは?」
「頼りがないのが無事だって事だって、おばあちゃんに言われて、連絡しないようにしてました」
「じゃ、この前一緒の時に、電話したのが何年ぶりって事?」
「そうですね。仕送りなんて出来る余裕もなかったですから…」
「そうですよね。自分の生活で手一杯ですよね…」
「あの…」
「借金の事、親に言うんですか?」
「言う必要はないでしょ? 心配掛けるだけだしね」
「ありがとう…」
「兄弟人達も集まってるの?」
「そうみたいですね」
「絶対に子供の話になるわよ。覚悟はいい?」
「大丈夫ですよ」
「こはるさんは子供は嫌い?」
「好きですよ。祐子さんは?」
「嫌いじゃないけど、これといって好きでもないね…」
「それって、年齢のせいじゃない? 母性本能がまだ、発達してないだけだと思う」
「そんなものかな?」
「いずれ欲しくなるよ…」
「その時に考えたら? 私はまだまだいらないし」
「お互い一人っ子じゃないから、孫の心配はいらないしね」
祐子も夫の欄にサインしてある
「実家にはどれくらい帰ってないの?」
「高校出てからだから、4年です」
「連絡とかは?」
「頼りがないのが無事だって事だって、おばあちゃんに言われて、連絡しないようにしてました」
「じゃ、この前一緒の時に、電話したのが何年ぶりって事?」
「そうですね。仕送りなんて出来る余裕もなかったですから…」
「そうですよね。自分の生活で手一杯ですよね…」
「あの…」
「借金の事、親に言うんですか?」
「言う必要はないでしょ? 心配掛けるだけだしね」
「ありがとう…」
「兄弟人達も集まってるの?」
「そうみたいですね」
「絶対に子供の話になるわよ。覚悟はいい?」
「大丈夫ですよ」
「こはるさんは子供は嫌い?」
「好きですよ。祐子さんは?」
「嫌いじゃないけど、これといって好きでもないね…」
「それって、年齢のせいじゃない? 母性本能がまだ、発達してないだけだと思う」
「そんなものかな?」
「いずれ欲しくなるよ…」
「その時に考えたら? 私はまだまだいらないし」
「お互い一人っ子じゃないから、孫の心配はいらないしね」