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ロッカールーム
第2章 2日目 ♂
穴場というだけの何かがあるんだ。
ロッカーの下の土台は、使い勝手が悪いから潰してあるのだろう。
昨日と同じアナウンスを聞きながら、僕は考えていた。
ふとロッカーの後ろに回る。
やっぱり…
表と同じ区切りになっていて1つ1つに鍵穴がある。
そうすると、1つ1つに女性が、12人入っているという考えは間違いではなさそうだった。
ピンクの玉簾の中も窺う。
中に入る勇気はないが、
昨日見えたドリンクの自販機の他に、小さな中身の見えない自販機とソファー、壁面に大きなスクリーンが見えた。
休憩スペースといったところだろうか。
ここに長居されないために、長時間滞在に罰金があるのだろう。
さて…
自分に声をかけて表側に戻る。
財布からポケットに500円玉を二枚移し、鞄を床に置いた。
深呼吸をして、1枚を投入しキーを回す。
もう、迷いもなく手を広げて入れた。
ロッカーの下の土台は、使い勝手が悪いから潰してあるのだろう。
昨日と同じアナウンスを聞きながら、僕は考えていた。
ふとロッカーの後ろに回る。
やっぱり…
表と同じ区切りになっていて1つ1つに鍵穴がある。
そうすると、1つ1つに女性が、12人入っているという考えは間違いではなさそうだった。
ピンクの玉簾の中も窺う。
中に入る勇気はないが、
昨日見えたドリンクの自販機の他に、小さな中身の見えない自販機とソファー、壁面に大きなスクリーンが見えた。
休憩スペースといったところだろうか。
ここに長居されないために、長時間滞在に罰金があるのだろう。
さて…
自分に声をかけて表側に戻る。
財布からポケットに500円玉を二枚移し、鞄を床に置いた。
深呼吸をして、1枚を投入しキーを回す。
もう、迷いもなく手を広げて入れた。