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ロッカールーム
第12章 3日目…♀
ヒィイッ…

男がムカデを思わせる道具を出す。
表面はシリコンで出来ていて、足というか毛のようなものが両脇にびっしり生えている。

中にワイヤーが入っているのかスイッチを入れると、くねくねとミミズのように動き始めた。

「まだ楽しめないはずだが、あいなら最初からイケるかもよ。」

「嫌っ…」

「そうそう、好き好んでこんなものケツに入れる奴はいないさ。

嫌がりながらヤられちゃうのをお客様は喜ばれるんだ。」

わかってはいるけど、改めてこの映像が流れて、見知らぬ身近な男たちに見られ、箱でなぶられるのを待つのだと思い知る。

「入れられるところをしっかり見てるんだ。
守らなかったら、目を瞑ったりしたら罰を増やすぞ。」

ヒィイッ…

真っ直ぐに伸びても虫にしか見えないソレを見せびらかしながら、金属の嘴から入れる。

嫌でも、手足は縛られ、穴は金属で口を開き拒む手段はないのだ。

「嫌、いやぁあ…」

嘴で覆われている部分を過ぎて、感覚のある処まで入ってきた。

「虫イヤ、やだやだやだぁあ…」

「嫌がる姿を喜ぶお客様は沢山いらっしゃるんだ。面白いな。」

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