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ロッカールーム
第18章 17日目…♂
「はい、アイマスクを外されることです。」
「禁止だったのか?」
ロクさんが慌てる。
「いえ、大丈夫ですよ。ただヤルことに夢中になる方と、外すことを思いつく方と半々くらいなのでね。」
スタッフの表情は営業用のものから下衆な笑みになっている。
「この娘たちは箱出しも初体験でしたし、さらに面を割られて、さぞかし今後の営業に精が出るでしょうね。
いや、出すのはお客様ですが…」
言いながら二人の頭側に移動して、
「お前たちも、ずいぶん出していただけたようですね。
お客様にご挨拶なさい。
沢山していただいたお礼を…」
『ゆい』が
「沢山していただいてありがとうございます。」
と、スタッフの言葉をなぞって言う。
『ひな』は、
「こんなワタシをご指名いただき、沢山出してくださり、ありがとうございました。また、お相手お願いいたします。」
真っ赤な顔で次をねだる挨拶をした。
彼女の仕事の時の、営業用の気配り、言葉遣いに通ずるものを感じた。
僕達も会釈し、スタッフに誘導されて、箱を残したまま部屋を出た。
自分で起き上がることも、穢れを拭うことも出来ない状態で…
「禁止だったのか?」
ロクさんが慌てる。
「いえ、大丈夫ですよ。ただヤルことに夢中になる方と、外すことを思いつく方と半々くらいなのでね。」
スタッフの表情は営業用のものから下衆な笑みになっている。
「この娘たちは箱出しも初体験でしたし、さらに面を割られて、さぞかし今後の営業に精が出るでしょうね。
いや、出すのはお客様ですが…」
言いながら二人の頭側に移動して、
「お前たちも、ずいぶん出していただけたようですね。
お客様にご挨拶なさい。
沢山していただいたお礼を…」
『ゆい』が
「沢山していただいてありがとうございます。」
と、スタッフの言葉をなぞって言う。
『ひな』は、
「こんなワタシをご指名いただき、沢山出してくださり、ありがとうございました。また、お相手お願いいたします。」
真っ赤な顔で次をねだる挨拶をした。
彼女の仕事の時の、営業用の気配り、言葉遣いに通ずるものを感じた。
僕達も会釈し、スタッフに誘導されて、箱を残したまま部屋を出た。
自分で起き上がることも、穢れを拭うことも出来ない状態で…