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ロッカールーム
第19章 18日目…日中…♂&♀
今度は、開封通知機能が付けられている。
僕の在席を確認したから、確実に見ているかチェックする気らしい。
僕はプレビューで確認する。そうすれば、開封通知は彼女の元に届かない。
[申し訳ございませんが、ご連絡お願い致します。]
先程よりへりくだった物言い。そして彼女の個人アドレスと電話番号。
社内メールは監査が入る。他人に知られる危険を侵してまで、僕と連絡したいらしい。
彼女の必死さに、また笑いがこみ上げ、プレビューのまま画面印刷して、メールは未読のまま削除した。
印刷物を折り畳んでしまう。だが、こちらから連絡する気はなかった。
そのまま終業時間となり、僕は直行で【ロッカールーム】に向かう。
総務の彼女より早く着き、[点検]を待って『ひな』の居場所を突き止めるためだ。
予想通り、着いて30分程で[点検]となる。
しかし、交代が入ったのは半分。さすがにどこか判らなかった。
ふと、オプションを思い付き、インターホンに向かう。
「オプションの[指名]で『ひな』の居場所を教えてください。」
「ワンコインでCボタンを押して、もう一度こちらにお越しください。」
僕の在席を確認したから、確実に見ているかチェックする気らしい。
僕はプレビューで確認する。そうすれば、開封通知は彼女の元に届かない。
[申し訳ございませんが、ご連絡お願い致します。]
先程よりへりくだった物言い。そして彼女の個人アドレスと電話番号。
社内メールは監査が入る。他人に知られる危険を侵してまで、僕と連絡したいらしい。
彼女の必死さに、また笑いがこみ上げ、プレビューのまま画面印刷して、メールは未読のまま削除した。
印刷物を折り畳んでしまう。だが、こちらから連絡する気はなかった。
そのまま終業時間となり、僕は直行で【ロッカールーム】に向かう。
総務の彼女より早く着き、[点検]を待って『ひな』の居場所を突き止めるためだ。
予想通り、着いて30分程で[点検]となる。
しかし、交代が入ったのは半分。さすがにどこか判らなかった。
ふと、オプションを思い付き、インターホンに向かう。
「オプションの[指名]で『ひな』の居場所を教えてください。」
「ワンコインでCボタンを押して、もう一度こちらにお越しください。」