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ロッカールーム
第19章 18日目…日中…♂&♀
『ひな』は居る。それだけで興奮したが、ロクさんが来る前に、日中の『ひな』にお仕置きをしなければならない。

そう思えば、自身が痛いほど膨張し、休憩室で下半身裸になって戻ってきた。

コインを入れてCボタンを押す。
最初にここにきてボタンを押した時より興奮していた。

インターホンに向かうと、『右から2つめの真ん中の段』と教えられた。

まずはAボタンを押す。
何度も押せるように500円玉は沢山用意してあった。

ミィーン…

扉に近づいて声を掛けた。

「『ひな』、俺は『ひな』に会いに来たよ。」

会社の彼女と僕でなく、ここの俺と『ひな』として会う。
言外に、秘密を暴いて困らせるつもりはないという意味を込めて言った。

『ひな』が彼女だったことには衝撃を受けたが、
彼女が『ひな』であることには興味はない。

僕は『ひな』に被虐体質を見いだして興味を持っているのだから。


うぅ…

『ひな』は意を汲んでくれていないようで、小さく呻いた。

ここでのルールもあるだろうし、彼女のしたかった話を、今、聞くつもりもない。
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