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ロッカールーム
第23章 20日目…夜…初調教
僕は彼女の肩を抱いて、

「隣駅の風俗街にでも、いってくださいよ。
このくらいの娘もいるらしいですよ。」

そう言って追い払おうとした。

「お姉ちゃんが居るって言うなら、オジサン毎日でも行っちゃうんだがな。」

彼女はヒッ…と息を詰めて、顔を赤くする。

箱の中でこんな客を相手しているんだと実感できたのだと思った。

小一時間、狭い空間での羞恥ショーを終え、僕たちは店を出てホテルに向かう。

最初は遠慮がちに離れて歩いていた『ひな』が、
今は守って欲しいとばかりにピッタリ寄り添っていた。

「ククッ…『ひな』は、あの街でワンコインで買えるのにね。」

『ひな』は涙目になったが、僕に囁いた。

「お店辞めますから、もう言わないでください。」

「別に辞めなくていいよ。
まだ調教ごっこはお試し期間だ。
それに俺は『ひな』があそこで働くのは嫌じゃないよ。」

目を見て告げて、ホテルに入った。
適当に部屋を選んでさっさと中に入った。

彼女は入るなり土下座して、

「ご主人様宜しくお願い致します。」

頭を床に付けて言った。

「まずは話の前に色々チェックしよう。」
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