この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ロッカールーム
第23章 20日目…夜…初調教
きっとこれは恋愛感情ではない。支配欲からなる所有物への執着心だ。
ぐったりして動かない『ひな』にシャワーを当て、抱えて湯船に浸かる。
ふわふわと漂うような『ひな』を揺さぶって起こした。
「ん…ん…ご主人様…ワタシ…また…」
目を開けた『ひな』は申し訳なさそうにする。
対面で抱えていた『ひな』を向こうに向かせ、自分の胸に背中がつくように抱え直した。
「『ひな』話があるんだろう?話せ。」
『ひな』のお腹に手を落ち着かせて尋ねた。
「昼間のワタシは造りものなんです。」
「造りもの?」
「はい、大学に入るまで目立たず暗くひっそりと生きてきたんです。
友達も少なくて誰とも話さずに過ごすような。」
「それで?」
「大学に入って、そんなワタシに話し掛けてきて、『笑った方が可愛い。明るくしてたらモテる。』と言ってくれた男性がいて、
お付き合いするようになりました。
彼は社会勉強だからと、夜の仕事をするように勧めてきて、
ガールズバー、キャバクラ、クラブで働くように言われて、
ワタシは言われた通りにしました。
彼が言う通り明るくしてたら友達も出来て世界が変わったから…」
ぐったりして動かない『ひな』にシャワーを当て、抱えて湯船に浸かる。
ふわふわと漂うような『ひな』を揺さぶって起こした。
「ん…ん…ご主人様…ワタシ…また…」
目を開けた『ひな』は申し訳なさそうにする。
対面で抱えていた『ひな』を向こうに向かせ、自分の胸に背中がつくように抱え直した。
「『ひな』話があるんだろう?話せ。」
『ひな』のお腹に手を落ち着かせて尋ねた。
「昼間のワタシは造りものなんです。」
「造りもの?」
「はい、大学に入るまで目立たず暗くひっそりと生きてきたんです。
友達も少なくて誰とも話さずに過ごすような。」
「それで?」
「大学に入って、そんなワタシに話し掛けてきて、『笑った方が可愛い。明るくしてたらモテる。』と言ってくれた男性がいて、
お付き合いするようになりました。
彼は社会勉強だからと、夜の仕事をするように勧めてきて、
ガールズバー、キャバクラ、クラブで働くように言われて、
ワタシは言われた通りにしました。
彼が言う通り明るくしてたら友達も出来て世界が変わったから…」