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ロッカールーム
第25章 21日目…夜…♂&♀
一番シンプルな物を探してみる。
それでもメーカーの違いか沢山の物があった。
どこがどう違うのかわからないものを、『選んでおけ』という命令に応えるために、一つずつ手に取っていた。
袋小路を進んでいる間から視線を感じていた。
たまたまかもしれないけど、後を追うように奥にくる男性客もいる。
最後のコーナーについて数分で、コーナーの客は増えていた。
皆、単独の男性客で、ワタシと同じようにサンプルを手に取っていた。
ワタシと違うのは、皆サンプルを起動させて、その動きを確認し、コーナーは怪しいモーター音があちこちで鳴り響いていた。
見られたくないから、見ない。俯きながらご主人様を待っていた。
そのうちの一人がワタシのすぐ隣の棚から商品を取る。起動確認をして一旦止めた商品を、ワタシの目の前の棚に置いた。
すぐ目の前を客の手が通り、ワタシはブルッと震えて身構えた。
「遠隔機能ってどのくらい効くんだろう。」
話しかけられたのか、独り言かわからず、黙って離れようとした。
すると反対側に離れていた客が、その男に応えるように近づいてくる。
それでもメーカーの違いか沢山の物があった。
どこがどう違うのかわからないものを、『選んでおけ』という命令に応えるために、一つずつ手に取っていた。
袋小路を進んでいる間から視線を感じていた。
たまたまかもしれないけど、後を追うように奥にくる男性客もいる。
最後のコーナーについて数分で、コーナーの客は増えていた。
皆、単独の男性客で、ワタシと同じようにサンプルを手に取っていた。
ワタシと違うのは、皆サンプルを起動させて、その動きを確認し、コーナーは怪しいモーター音があちこちで鳴り響いていた。
見られたくないから、見ない。俯きながらご主人様を待っていた。
そのうちの一人がワタシのすぐ隣の棚から商品を取る。起動確認をして一旦止めた商品を、ワタシの目の前の棚に置いた。
すぐ目の前を客の手が通り、ワタシはブルッと震えて身構えた。
「遠隔機能ってどのくらい効くんだろう。」
話しかけられたのか、独り言かわからず、黙って離れようとした。
すると反対側に離れていた客が、その男に応えるように近づいてくる。