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ロッカールーム
第25章 21日目…夜…♂&♀
誰かに支配して欲しいという気持ちを、誰かに命令されて、危ない夜の仕事をしていると置き換えて満たしていたのです。」
「それで、俺に見つかった。だから?どうしたいの?」
「ワタシをご主人様の奴隷にしてください。」
「『ひな』、それは願望で服従心じゃないよね。それにお願いという形の命令だ。
奴隷にそんな権利はない。従うか従わないか、
支えるか支えないか、
それだけの世界だ。
それに、俺が他に奴隷を持っていようが、いまいが、それは、お前に関係のないことだ。
さっき、あげた奴隷の証、これは仮契約だ。」
テーブルの下に隠れていた鎖を出し、手繰り寄せて引っ張る。
ジャラジャラと音がして、『ひな』の体は、前のめりになる。
「俺の奴隷ならば、カーテンの外に出て跪いて土下座しろ。言葉はいらない。」
『ひな』は椅子から転げるように跪き、頭を床につけてひれ伏した。
そこに店員が来る。
通路にひれ伏す『ひな』にギョッとしていた。
「ご注文は…」
「アイスコーヒー二つ。
『ひな』夕飯は食べたのか?」
「まだです。」
「リゾットとパスタ、どっちがいいか?」
「リゾットでお願いします。」
「それで、俺に見つかった。だから?どうしたいの?」
「ワタシをご主人様の奴隷にしてください。」
「『ひな』、それは願望で服従心じゃないよね。それにお願いという形の命令だ。
奴隷にそんな権利はない。従うか従わないか、
支えるか支えないか、
それだけの世界だ。
それに、俺が他に奴隷を持っていようが、いまいが、それは、お前に関係のないことだ。
さっき、あげた奴隷の証、これは仮契約だ。」
テーブルの下に隠れていた鎖を出し、手繰り寄せて引っ張る。
ジャラジャラと音がして、『ひな』の体は、前のめりになる。
「俺の奴隷ならば、カーテンの外に出て跪いて土下座しろ。言葉はいらない。」
『ひな』は椅子から転げるように跪き、頭を床につけてひれ伏した。
そこに店員が来る。
通路にひれ伏す『ひな』にギョッとしていた。
「ご注文は…」
「アイスコーヒー二つ。
『ひな』夕飯は食べたのか?」
「まだです。」
「リゾットとパスタ、どっちがいいか?」
「リゾットでお願いします。」