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ロッカールーム
第27章 22日目…夜…♂&♀
ギチギチと鎖が鳴くが、咎めに負けず女は懸命に頭を振っていた。

男もいつもの男のようで、仁王立ちで後ろで手を組み、モノを自慢気に突きだした姿勢で止まっていた。

無言で口淫だけが続く中、男が腕を広げる。その手に黒い鞭を持っていた。

50㎝程の柄に平たいビニールのような帯状のものが、沢山束になってついていた。

女は見えていないのか怯えもしない。
男がいきなり振りかぶって、鞭を降り下ろす。

バチーン…

大きな音がして鞭が開き、女の背中に放射状の赤い痕がついた。

女はフグッと声をあげ、身を捩ったが、終わると口淫を再開する。

男も女に絶対的信頼を置いているのだ。
痛みに歯を食い縛るようなことがあれば、モノを噛み付かれてしまうのだから…

バチーン…

興奮と衝撃で僕が動揺している間に、男が鞭を持ち変えて反対側から打ち込む。

女はそれにも堪え、背中には赤いアーガイル柄がついた。

パシパシと弛く鞭を縦に当てられる。
痒みが走るのか、女は上体をくねくねと捩る。

アングルが変わり、横からの映像となった。

女にはアイマスクがつけられていた。
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