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ロッカールーム
第27章 22日目…夜…♂&♀
「僕はまんまと乗せられているわけですか…」

「いや、それは私もだから…
それにね、この女に相手してもらったから、必ずイケるとも限らないし、
『ひな』にしたって、必ずしも上達したと言えるかはわからないよ。
相性もあるし、気持ちもあるからね。
上手い下手もある程度感情に影響されると思うよ。

そうだね。例えば『あい』を坊くんが毛嫌いしていても、『あい』がいいと思う男がいるようにね。」

「う〜ん、難しいですね。」

「まあ、あんまり考え込まない方がいいですよ。
所詮ワンコインで楽しめる。そのくらいに思ってていいと思いますよ。」


ガタガタガタッ…

「本当に『ひな』上手くなったなぁ、たっぷり出させてもらうよ。」

言ったそばからロクさんが腰を振る音がする。
ロクさんの好みの問題かもしれないが、僕が『奴隷になったひな』に拘り過ぎているのかもしれない。

そうしたら拘り過ぎている理由を悟られてしまうのでは、と、気になった。

早く二人には話すべきだ。

でも、まだ1週間しか経っていない。

やはりもう少し『ひな』との関係が確立されてからだ。
そう考えた。
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