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ロッカールーム
第27章 22日目…夜…♂&♀
「『ひな』お前が好きな罰をやろう。」

買い物袋から鞭を取り出す。『ひな』はそれを見て顔を赤くして俯いた。

「前の主にも使われたことがあるんだろう?」

『ひな』は申し訳なさそうに項垂れる。
鞭を見た反応が怯えていなかったからカマをかけたが案の定だ。

購入した鞭は柄も鞭の部分も短い。鞭の部分は三センチ幅のビニール製で映像のように束になっているが、長さはハタキほどでもなく、互いにぶつかり合って音は大きいもののさほど痛くはないようだ。

「自分から望んだ罰なら尻を出せ。」

『ひな』は後ろ手のまま、膝を開いてバランスを取り、素直に尻を突き出した。

ピシーン…

ッフグッ…

『ひな』の尻は引っ込み腰砕けになる。

筆を押し付けたような赤い鞭の痕が付く。

鞭の先をそっと触れさせさわさわと擽った。

「申し訳ございませんんん…」

ピシーン…

ヒギィィイ…

『ひな』はバランスを取れず前のめりに倒れた。

謝る余裕があること、前の主で慣れていることが許せなかった。

突っ伏した『ひな』は体勢を戻すことが出来ずにいて、尻を高く上げていた。
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