この作品は18歳未満閲覧禁止です
ロッカールーム
第4章 4日目 ♂
ちょうどその時、次の客の来店を知らせるアナウンスが入る。
ジャラジャラ…
「おっ、坊主!!
律儀に時間合わせてくれたんだ。」
「今晩は…」
「はじめまして…ども…」
「おっ…珍しいな、こんなに客がいるなんて…」
「私もですよ。」
「せっかくだし乾杯するか!!」
「は、はいっ…」
僕は自販機でビールを3本買う。
「おっ、気が利くなぁ。」
二人にビールを渡し代わりに代金を受け取る。
気が利くなんて会社で言われたことがない僕は嬉しくなった。