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契約は継続します──報酬はあなたの身体で【完結】
第40章 【四十話】口淫
 開けることはできるが、してもいいのだろうか。
 玲那がなかなか口を開けないことに景臣は痺れを切らしたのか、玲那の鼻をつまんだ。そうされると息ができなくて、自然と口を開けることになった。
 口を開けると、布越しに丸くて柔らかなものが口の中にねじ込まれた。景臣は腰を擦りつけるようにして前後に動かしてきたが、ふにふにと柔らかいままだった。息ができないわけではないが、苦しい。
 景臣はしばらくそうやっていたが、苛立ちを露わにして、一度、腰を引いた。
 ようやく普通に息ができることにホッとしたが、景臣は部屋着の下穿きと下着を一気に脱ぎ去った。上は黒の半袖シャツ一枚となり、裾は腰の辺りにあるため、下半身を隠せなかった。
 この部屋に一緒に暮らしだしてまだ二ヶ月経っていないが、景臣の日常を知ることができた。彼は時間があれば身体をほぐしたり、筋トレと称して腕立て伏せや腹筋などをして鍛えていた。それ故の筋肉がしっかりとついた、すらりとした身体をしているのを知っていたが、服を脱いだところを見たのは初めてかもしれない。
 腰から下のラインは隠すものがなく玲那の目に飛び込んできた。男性にしてはきめ細やかな肌が腰から太股に続き、股の間に黒く生い茂る毛とともに力なく垂れ下がったモノが目に飛び込んできた。

「ほら、口を開けて」

 景臣は玲那のあごを掴むと無理矢理口を開けて、柔らかな陰茎をねじ込んできた。
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