この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約は継続します──報酬はあなたの身体で【完結】
第4章 【四話】話し合い
     □ ■ □

 景臣に連れて来られたのは、筒宮の屋敷からそれほど離れていない場所にある、築年数が浅そうな綺麗な雑居ビルだった。
 思ってもいなかった場所に連れて来られて戸惑うのは玲那だ。

「玲那さんには不釣り合いな汚いビルで申し訳ございません」

 景臣は汚いと言ったが、玲那の目には汚いと思えなかった。

「え……いえ、あの、ここには」
「玲那さんの今後の身の振り方等含め、弁護士を交えてお話をしたいのです」

 弁護士、と言われ、玲那は思わず目を丸くした。

「社長と交わされた契約もございますでしょう。その内容を再確認して、筒宮さまとの話し合いで出た事項を確認しつつ、玲那さんの今後を考えましょう」

 景臣にそう言われ、玲那は戸惑いしかなかった。

「さあ、着きました。まいりましょう」

 そう言われ、玲那は戸惑いながら景臣を見ると、今まで見たことのないほど口角をあげて、笑っていた。
/278ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ