この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
九尾狐(クミホ)異伝
第4章 宿命
 彩里は愛らしい面をくしゃっと綻ばせた。
「もちろんよ。私が兵曹判書さまを褒めて、あなたが嫉妬したというのなら、それは、あなたが私をとても大切に想ってくれているからだわ。あなたが私を好いてくれていると知って、私が歓ばないはずはないでしょ」
「お前って奴は―」
 俊秀の心に彩里への愛しさが溢れた。
 彩里、お前がたとえ九尾狐であったとしても、俺は構いはしない。たとえ、お前が何ものであろうと、俺が生涯かけて愛し続ける女はお前だけだ。
 心の中で妻に呼びかける。
「俊秀、大好き」
 いきなり彩里が飛びかかってきて、横たわったままの俊秀は悲鳴を上げた。
「おい、急に上にのしかかってきたら、潰れるじゃないか!」
/215ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ