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情欲の塔
第1章 俺は変態じゃねえ
「っあ…はあっ…あ…ああ…っ」
何やら妙な感覚に目を覚ますと、見知らぬ天井が目に映った。
ん?
今、誰かが俺の上に乗ってた気がする…と顔だけを傾けると、部屋から出ていく人影がちらっと見えた。
…なんだ?
顔を傾けて見渡すと、そこは自分が寝ていたはずの漫画やゲームだらけの自室とは全く違う、薄暗くて狭い部屋だった。
「って、なんですっぱだかなんだよ!」
浩介(こうすけ)は、こうなった経緯を思い出そうとする。昨日は普通にゲームして、風呂入って、AV見て、自慰をして…。
そしてそのまま寝たのだが、一応服は着ていたはずだ。それなのに、部屋着どころかなぜか下着さえ身につけていなかった。
ただ、妙なものが首からぶら下がっていた。30×40センチほどだろうか、白いプレートが首にぐるぐる巻きにされた上につり下げられている。…しかも固結びだ。そこには、でかでかと手書きで、こう書かれていた。
『勇者』
「…はあ?」
プレートから目を離すと、妙なものが浩介の目に入る。…横になったままではほとんど見えないはずのものが、ぴん、と股の間からはっきりと覗いているのが見える。
「…………」
このままにしておくわけにもいかないので、どうしてこうなったのかとかこのまま外に出たら捕まるなとか、今考えていたことは取り敢えず置いておいて、そそりたったそれに手を伸ばした。
何やら妙な感覚に目を覚ますと、見知らぬ天井が目に映った。
ん?
今、誰かが俺の上に乗ってた気がする…と顔だけを傾けると、部屋から出ていく人影がちらっと見えた。
…なんだ?
顔を傾けて見渡すと、そこは自分が寝ていたはずの漫画やゲームだらけの自室とは全く違う、薄暗くて狭い部屋だった。
「って、なんですっぱだかなんだよ!」
浩介(こうすけ)は、こうなった経緯を思い出そうとする。昨日は普通にゲームして、風呂入って、AV見て、自慰をして…。
そしてそのまま寝たのだが、一応服は着ていたはずだ。それなのに、部屋着どころかなぜか下着さえ身につけていなかった。
ただ、妙なものが首からぶら下がっていた。30×40センチほどだろうか、白いプレートが首にぐるぐる巻きにされた上につり下げられている。…しかも固結びだ。そこには、でかでかと手書きで、こう書かれていた。
『勇者』
「…はあ?」
プレートから目を離すと、妙なものが浩介の目に入る。…横になったままではほとんど見えないはずのものが、ぴん、と股の間からはっきりと覗いているのが見える。
「…………」
このままにしておくわけにもいかないので、どうしてこうなったのかとかこのまま外に出たら捕まるなとか、今考えていたことは取り敢えず置いておいて、そそりたったそれに手を伸ばした。