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情欲の塔
第3章 NG集
TAKE 1
「てめえっ…何なんだよここどこだよ何が目的だ!?」
声を荒げ、つかみかかりそうな勢いで食ってかかると、黒子は身の危険を感じたのか一目散に駆け出した。
「あっ!!待…」
俺がそう叫ぼうとした時、黒子は椅子の脚につまずいた。
「あ」
ドサァ、と顔から派手に転んだ。
「…大丈夫か?」
TAKE 2
ポツンと真ん中に何かが置いてある。…箱のようだ。近づいてみると、思ったより大きい。高さは自分の腰ほどまでで、幅は1メートル前後だろうか。プレゼントのように、リボンが結びつけられている。
「開けろってことか…?」
「…多分」
なんなんだよ…とリボンをほどく。と、箱の蓋が開き、バーン、と中から飛び出す…はずだったのだろう。
だが本体と繋がっているタイプのその蓋は、一度押し上げられたものの振り子のように戻り、出てこようとしていた誰かの頭に直撃した。
「痛ぁ~~…」
「てめえっ…何なんだよここどこだよ何が目的だ!?」
声を荒げ、つかみかかりそうな勢いで食ってかかると、黒子は身の危険を感じたのか一目散に駆け出した。
「あっ!!待…」
俺がそう叫ぼうとした時、黒子は椅子の脚につまずいた。
「あ」
ドサァ、と顔から派手に転んだ。
「…大丈夫か?」
TAKE 2
ポツンと真ん中に何かが置いてある。…箱のようだ。近づいてみると、思ったより大きい。高さは自分の腰ほどまでで、幅は1メートル前後だろうか。プレゼントのように、リボンが結びつけられている。
「開けろってことか…?」
「…多分」
なんなんだよ…とリボンをほどく。と、箱の蓋が開き、バーン、と中から飛び出す…はずだったのだろう。
だが本体と繋がっているタイプのその蓋は、一度押し上げられたものの振り子のように戻り、出てこようとしていた誰かの頭に直撃した。
「痛ぁ~~…」