この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
歪んだ鏡が割れる時
第5章 第五章
指先でそこを隠し、おずおずと撫で回してみる。
「それから?」
隠しようのない水音が私自身の淫欲を炙り出した。ぬるぬるとした感触が、指の動きを加速させる。
今朝染めたばかりの赤い爪を、自分のそこに咥えさせた。
「いいね……」
彼が悦ぶやり事を知っている。
だからこうして──。
「ああっ、あっ、あっあっあぁぁっ……」
腰を震わせ、ひとりの高みへと昇っていく。
そして、恍惚の表情でその次をねだる。
「それでは足りないのか、ん?」
彼はそう言って、ぷつりと指を差し込んだ。
「はぁっ……」
「これでもまだ足りないかな?」
「あ、あぁん……」
増やされた指を迷わず擦った。腰をくねらせ、締め付けた。
彼の腹の上で。
「もっと別のものが欲しいのかな?あぁ、でもその前に、おいで、きれいにしよう」
ベットに座った彼は、私のお尻を、彼の顔の辺りまで引き上げた。行き場をなくした太股が、その重みで開く。
「や……」
彼はお尻の窪みから嬉しそうに私を見下ろし、無様に開き切ったソコを見つめて舌なめずりをした。
「やめ……」
「いい眺めだ」
はしたない恰好をさせられ、恐怖にも似た怯えと、凌辱への甘美な期待が、絡まり合う。
「ほら、こうしたらもっとよく見える」
「い、いや……」
彼は、私が悦ぶ事を知っている。
「こんなに欲しがっているじゃないか、ほら、ここがほら、ん?」
「あぁ、いや、開かないで、いや、そんなに見ないで、見ないでぇ……あ……あぁ、あぁそこは、そ、そこは……」
顔を埋め、知り尽くした私の身体を、隅々までいたぶってくれる愛しい人。
「は……、あぁだめぇぇ……」
水のような液体が、腹部に垂れ落ちてくる。
与えられる快感と屈辱感が、頭の中で交錯する。抗おうとすればする程身体が火照り、淫らな音を奏でてしまう。
私の頭の上で、足枷が、激しく震えて煌めき続けた。
「それから?」
隠しようのない水音が私自身の淫欲を炙り出した。ぬるぬるとした感触が、指の動きを加速させる。
今朝染めたばかりの赤い爪を、自分のそこに咥えさせた。
「いいね……」
彼が悦ぶやり事を知っている。
だからこうして──。
「ああっ、あっ、あっあっあぁぁっ……」
腰を震わせ、ひとりの高みへと昇っていく。
そして、恍惚の表情でその次をねだる。
「それでは足りないのか、ん?」
彼はそう言って、ぷつりと指を差し込んだ。
「はぁっ……」
「これでもまだ足りないかな?」
「あ、あぁん……」
増やされた指を迷わず擦った。腰をくねらせ、締め付けた。
彼の腹の上で。
「もっと別のものが欲しいのかな?あぁ、でもその前に、おいで、きれいにしよう」
ベットに座った彼は、私のお尻を、彼の顔の辺りまで引き上げた。行き場をなくした太股が、その重みで開く。
「や……」
彼はお尻の窪みから嬉しそうに私を見下ろし、無様に開き切ったソコを見つめて舌なめずりをした。
「やめ……」
「いい眺めだ」
はしたない恰好をさせられ、恐怖にも似た怯えと、凌辱への甘美な期待が、絡まり合う。
「ほら、こうしたらもっとよく見える」
「い、いや……」
彼は、私が悦ぶ事を知っている。
「こんなに欲しがっているじゃないか、ほら、ここがほら、ん?」
「あぁ、いや、開かないで、いや、そんなに見ないで、見ないでぇ……あ……あぁ、あぁそこは、そ、そこは……」
顔を埋め、知り尽くした私の身体を、隅々までいたぶってくれる愛しい人。
「は……、あぁだめぇぇ……」
水のような液体が、腹部に垂れ落ちてくる。
与えられる快感と屈辱感が、頭の中で交錯する。抗おうとすればする程身体が火照り、淫らな音を奏でてしまう。
私の頭の上で、足枷が、激しく震えて煌めき続けた。