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歪んだ鏡が割れる時
第2章 第二章
唇にそうしたように、蜜の滴る場所に唇を押し付けた。ピクリと反応するのを確かめ、舌を伸ばしてゆっくりと舐め回す。

「は、あぁん」

「気持ちいい?」

目を瞑ったまま頷くユウ。

花弁の外側の溝を舌先でゆっくりとたどり、閉じていく花弁を割り開く。

「あっ、あぁ……」

蕾を口に含んで舌で遊ぶと、ユウの腰がガクンと跳ねて、湿った呻き声が耳に響いた。

蕾を吸いながら指を挿れてみる。

満ちていた愛液が熱く絡みつき、容易く二つ目の関節までを受け入れた。手首を返して内壁を擦ると、舌に絡め取られるような圧が指全体にかかり、蕾を愛撫する度に、奥へ奥へと吸い込まれていく。

「あ、亮さ、い、イク……」

花弁と蕾に強く吸い付き、指をゆっくりと出し挿れした。硬く締め付け、喰らい付いてくるユウの内側は熱くて、早くそこに望みのものを挿れてやりたくなる。

「あぁっ、あぁっ、亮さん、あぁぁっっ……」

腰を上下させて悶えるユウから唇を離し、指を挿れたまま抱き寄せた。

「気持ちよかった?」

「……うん」

「ここ凄いよ」

指を抜き、手のひらまで濡れた手で膣の入り口を撫で回した。溢れ出す愛液が指先で音を奏で、ユウの身体をさらにくねらせる。

「や、ヤダまた、あっ、あぁ……」


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