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犯した人妻の身体
第1章 脅迫
「ちょっと、これを見て欲しいんだけど」
昼休み、近くの喫茶店に同僚の山下香織(38歳)を呼び出した鈴木耕二(32歳)は、そう言って3枚の写真を二つのコーヒーカップが載っているテーブルの上に出した。その写真を手にとって見てみた香織のお人形のような綺麗な顔がみるみる青ざめていく。
「こっ、これは・・・。いったい、どこで撮ったの!」
小柄な身体をワナワナと震わせて、強い語気で言う女は明らかに怒っていた。写っているのは同じ会社の男の磯上俊太(24歳)と腕を組んで歩いているところのもの。それとラブホテルに入っていくところと、出てくるところのものだった。香織に睨みつけられても鈴木は全く動じない。眉をあげてとぼけて見せた。
「分かっちゃいたけど、あなたもたいした女だ。金持ちの旦那さんや息子さんがいるのに、こんな新卒1年目のお坊ちゃんを喰っちゃうなんて。しかも、こいつと付き合っていた北上祥子が邪魔でこんな怪文章まで会社に送りつけたんだから」
そう言いながらビニール袋に入った封筒を見せると、香織の表情がますます強張っていった。
「そっ、それは・・・、知らないわ、そんなの。何が目的?脅しているの」
「脅す?それはあなただ。それこそ北上さんが脅されたと警察にこれを持って行けば、あなたの指紋がベッタリとついているのが出てくるんじゃないのか?」
核心を突かれたのか、香織の身体全体から怒りの形相が消えてガックリと萎えたように見えた。
昼休み、近くの喫茶店に同僚の山下香織(38歳)を呼び出した鈴木耕二(32歳)は、そう言って3枚の写真を二つのコーヒーカップが載っているテーブルの上に出した。その写真を手にとって見てみた香織のお人形のような綺麗な顔がみるみる青ざめていく。
「こっ、これは・・・。いったい、どこで撮ったの!」
小柄な身体をワナワナと震わせて、強い語気で言う女は明らかに怒っていた。写っているのは同じ会社の男の磯上俊太(24歳)と腕を組んで歩いているところのもの。それとラブホテルに入っていくところと、出てくるところのものだった。香織に睨みつけられても鈴木は全く動じない。眉をあげてとぼけて見せた。
「分かっちゃいたけど、あなたもたいした女だ。金持ちの旦那さんや息子さんがいるのに、こんな新卒1年目のお坊ちゃんを喰っちゃうなんて。しかも、こいつと付き合っていた北上祥子が邪魔でこんな怪文章まで会社に送りつけたんだから」
そう言いながらビニール袋に入った封筒を見せると、香織の表情がますます強張っていった。
「そっ、それは・・・、知らないわ、そんなの。何が目的?脅しているの」
「脅す?それはあなただ。それこそ北上さんが脅されたと警察にこれを持って行けば、あなたの指紋がベッタリとついているのが出てくるんじゃないのか?」
核心を突かれたのか、香織の身体全体から怒りの形相が消えてガックリと萎えたように見えた。