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犯した人妻の身体
第8章 合コン後のプレイ
「ご馳走様でした。楽しかったです」と頭を下げて帰ろうとする綾部に「待って、私も帰るから」とバックを持って香織も立ち上がる。「あっ、そうなの」とそれを見送ろうとする鈴木は、役職上の雰囲気で磯崎に引き止めることをさせなかった。出て行く二人の女を唖然と見送る磯崎の様子を(バカなヤツだな)と鈴木はおかしく見て
いた。
 程なくワン切りの電話が入る。鈴木は上司風を吹かせた手前、「おまえはもう一杯飲んでいけや」と多めの金を置いて店を出てきた。
 人通りの多い、待ち合わせをした交差点。人混みを避けるように信号機の柱の下で、本当に来るのか不安げに待っている香織の小柄な姿が可愛らしく見えた。ドラマのように手を挙げたりはしないが、向こうが分かるようにこちらの姿を視界に入れてやった。安心したように微笑む顔が見えると、こちらも嬉しくなる。
「お疲れ」
「お疲れ様でした。でも、私、今日はもうこれで・・・」
「まだ、もう少しはいいだろう」
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