パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第9章 棚ボタな若い肉体

「ムググッ」
　自らの唇を卑猥に動かして、締りの緩くなっている女の唇を開かせる。容易に開いた夕子の唇。その内側の濡れに触れるとプチ感動だ。男は舌を差し入れる。ツルツルとした歯の感触。唇の裏側や歯茎を舌で可愛がってやれば、その歯の間も開いて更に奥へと舌を入れた。そしてやっと触れることのできた女の舌先。隠れるように奥に引いていたそれは、薄くて柔らかくて、その感触に鳥肌が立った。チロチロと挨拶をして“出ておいで”と誘えば、無垢な女の舌が表に出てくる。そして二人の唇の間で二つの舌が絡み合うようになる。下の唇のなかで指を抜き刺ししても濃厚なベロチュゥに目覚めてしまった女は、下半身をお留守にして夢中になって舌を動かしてきた。
目的達成だ。男は十分な達成感を持って口を放す。名残惜しげに女の舌が数秒そこに残って、引っ込んだ。