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犯した人妻の身体
第2章 義兄妹で犯して
約束をした日の夜。鈴木は香織を助手席に載せて無言で車を走らせていた。そのくせ隣のうつむいている香織から漂ってくるいい匂いと、茶色いスーツの膝丈スカートから出ているベージュのストッキングを穿いた太腿の端に男の欲望をくすぐられている。男は表情には出さないようにしているが、内心はドキドキしていた。僅かに存在している良心が、本当にこんなことしていいのかと咎めてくるし、その一方では大いなる性欲が、かねてから一度はヤッテみたいと思って見ていた香織を、とうとうモノにできるんだと心がはやっていた。ましてやこの女には、かつて付き合っていた同僚の寺崎いずみを自分が知らないうちに合コンに連れだされ、こともあろうか男を紹介してくれたお陰でフラレテしまい、結婚までされてしまったという許しがたい過去があるのだ。その恨みも今宵晴らさんでいられようかと血が沸き上がってくる。ラブホテル街に入ると、ローズとの電飾看板がこれ見よがしギラギラとしている建物の中に車を進入させた。
車を降りると、年季を重ねた女は覚悟を決めてきたせいもあるのだろう、ジタバタすることもなくこちらと同じ歩調で後ろを付いて歩いてくる。真後ろから聞こえてくる回転の速い女のカツカツとしたハイヒールの足音が卑猥な音に耳に響いてくる。エントランスに入ると、狙っていた部屋は空いていた。自販機に金を入れてそこの鍵を出すと、エレベーターに向かってまた短い距離を歩いた。そしてその間に携帯で簡単なメールを打ち、それを送信した。
車を降りると、年季を重ねた女は覚悟を決めてきたせいもあるのだろう、ジタバタすることもなくこちらと同じ歩調で後ろを付いて歩いてくる。真後ろから聞こえてくる回転の速い女のカツカツとしたハイヒールの足音が卑猥な音に耳に響いてくる。エントランスに入ると、狙っていた部屋は空いていた。自販機に金を入れてそこの鍵を出すと、エレベーターに向かってまた短い距離を歩いた。そしてその間に携帯で簡単なメールを打ち、それを送信した。