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第1章 シーン1

　しかし、スタッフは手際よくショーツを取り去ってしまった。

「なんと、この奴隷は驚くほど下着を汚しています。」

　進行が声に出してそのことを告げると観衆のどよめきが強くなった。

　恥ずかしい。

　でも、その恥ずかしさが快感に感じられる。

　進行の言葉に奈緒美はますます潤みが強くなってくる。

　奈緒美の形の良い乳房も、仄かに煙るような叢も観衆の視線にさらされている。

　これからこの観衆の手によって私は犯される、そう思っただけで、その情景が浮かび上がってくる。ショーツを取り去られ、潤みは腿にしたたり始めていた。

「奴隷を固定いたします。」

（今度は何？）

　奈緒美はアイマスクで何も見えないなかで両方の足が何かに縛られ固定されたのが分かった。

　後ろに固定された手も上に吊り上げられるように引っ張られて体全体が身動きが出来なくなった。