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第1章 シーン1

　ああっ！

　気持ち良いっ！

　感じるよう！

　クリトリスは極限まで飛び出している。

　普段は包皮に包まれている神経の束が興奮し縄の圧力で突き出し、外気にさらされている。

「ほう！」

　周囲から簡単のため息が漏れる。

「クリトリス、小指の先ぐらいまで膨らんでいるね。」

「興奮してるんだよ。」

　真一！私見られてるよう。一番大事なところ見られてる。

　さっきも見られていたけれど。でも今のほうが感じるの。

　縛られて感じてる私をみんなが見てるよう。

　女性自身がまたひくひくと収縮し始めている。

　縄で分からないけれど奈緒美には下半身が疼くように快感の引きつきが広がっているのが分かった。

　股縄は二重にかけられかなりきつく結ばれた。

　身動きが出来ないほどの縛りにもかかわらず、きしきしいう縄の感触が興奮して快感に感じられる。