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家庭教師とその弟
第5章 ご招待
かくして、私のファーストキスは諒太郎くんに奪われてしまった。
舌まで入れてきて、私はまたしてもなすがままだった。その間も、ずっとドアが叩かれている。
「ここに座って」
そう言われてベットの縁に座る。
諒太郎くんの手が私の肩に触れて、腕に這わせて行ってから、指先で止まった。
「りか、ほんと、可愛いね」
手を握られたまま、抱きしめられた。
諒太郎くんはちょっと照れているように見えた。
なぜ私が抵抗しないのかというと、まあ、先生と同じく触れられると金縛りになるからだった。だんだん相手が先生だと勘違いしていって、身を委ねそうになる。あれ?この展開やばいよね。諒太郎くんができるところまで進みそう。
抱きしめられたまま私は言った。
「あの、諒太郎くん、本当に、私、
駄目。好きな人がいるの」
小さな声で抗議する。
まだ本人に告白してないからだ。
「だから蓮でしょう。あ、わかった。眼鏡かけたらそっくりになるよ…ほら、、、ね?」
ベットの棚にあったものを手に取り、慣れた手つきで眼鏡をかけた。
「あ…」
本当にそっくりだった。一瞬、分からなかった。でもよく見ると、まだ骨格が幼く、丸い印象だ。先生の、子どもの頃も、こんな感じだったのかな?
「これなら俺でもいい?」
「それとこれとは!全然ちがうし!」
立ち上がろうとしたとき、ちょうどドアが開いた。
「はぁ、はぁ、はぁ、おまえなー!!」
「へっ!?んっ」
また諒太郎くんにキスをされてしまった。
ここでする!?
逃げられない。男の人って力が強い。
「んんっやめっふぁっ」
好きな人の前で舌まで絡められてしまった。
先生は少しの間固まっていたが、私の肩を掴んで、諒太郎くんに罵倒して部屋を出てきた。
舌まで入れてきて、私はまたしてもなすがままだった。その間も、ずっとドアが叩かれている。
「ここに座って」
そう言われてベットの縁に座る。
諒太郎くんの手が私の肩に触れて、腕に這わせて行ってから、指先で止まった。
「りか、ほんと、可愛いね」
手を握られたまま、抱きしめられた。
諒太郎くんはちょっと照れているように見えた。
なぜ私が抵抗しないのかというと、まあ、先生と同じく触れられると金縛りになるからだった。だんだん相手が先生だと勘違いしていって、身を委ねそうになる。あれ?この展開やばいよね。諒太郎くんができるところまで進みそう。
抱きしめられたまま私は言った。
「あの、諒太郎くん、本当に、私、
駄目。好きな人がいるの」
小さな声で抗議する。
まだ本人に告白してないからだ。
「だから蓮でしょう。あ、わかった。眼鏡かけたらそっくりになるよ…ほら、、、ね?」
ベットの棚にあったものを手に取り、慣れた手つきで眼鏡をかけた。
「あ…」
本当にそっくりだった。一瞬、分からなかった。でもよく見ると、まだ骨格が幼く、丸い印象だ。先生の、子どもの頃も、こんな感じだったのかな?
「これなら俺でもいい?」
「それとこれとは!全然ちがうし!」
立ち上がろうとしたとき、ちょうどドアが開いた。
「はぁ、はぁ、はぁ、おまえなー!!」
「へっ!?んっ」
また諒太郎くんにキスをされてしまった。
ここでする!?
逃げられない。男の人って力が強い。
「んんっやめっふぁっ」
好きな人の前で舌まで絡められてしまった。
先生は少しの間固まっていたが、私の肩を掴んで、諒太郎くんに罵倒して部屋を出てきた。