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家庭教師とその弟
第6章 夜に
「先生、どうだった?」
時刻は12時を過ぎていた。そろそろ私は眠くなってくる時間。いつも1時前には寝ている。
先生は微塵も眠そうではなかったが、私を見る目が妙にいやらしく感じた。
「いいね。こりゃ、勉強しないとな。りかが好きな映画、全部教えてよ」
「ほんと!?今度リスト書く!」
「俺にも教えてよー、趣味合いそう」
「はいはい、諒にも教えてやってな。そいじゃ、お前は出て行った出て行った」
そう言って先生はベットから立ち上がり、諒太郎くんの背中を押す。
案外素直に従って、ドアのところで「いい夢を、おやすみ」と言って出て行った。
私も出て行こうと、スマホを持って立ち上がった。
さっき家を探検したとき、祖父母が泊りにきたときに寝る和室があった。布団も勿論あるだろうし、客間といった感じで私物はそんなになかった。だから私はてっきり、そこで寝るもんだと予想している。でも、みんな2階にいるのに私だけ1階っていうのは正直怖かった。お化けとか、出たらどうしよう。そんなことも考えていた。
「あ、私は、1階の部屋で寝るのかな?」
「そうなんだけど…うん。準備した」
だから先生が即答したときは、本当に絶望だった。でもちょっとためらってる?
「あ、そうだよね」
「嫌、かな?」
「う、あ、んー。。ここじゃ、だめ?」
駄目元で聞いてみる。
「え?」
「そ、その。。」
「お、おう。わかった。ここで寝て。俺が下行くわ。」
「あ!それも、ちょっと!」
「そ、そうだよね…うんわかった。な、なんもしないように、がんばる」
先生はちょっと無理をしているらしかった。そうだよね、同じベットで寝るなんて、ね?でも、怖いからひとりは無理だよー!!
時刻は12時を過ぎていた。そろそろ私は眠くなってくる時間。いつも1時前には寝ている。
先生は微塵も眠そうではなかったが、私を見る目が妙にいやらしく感じた。
「いいね。こりゃ、勉強しないとな。りかが好きな映画、全部教えてよ」
「ほんと!?今度リスト書く!」
「俺にも教えてよー、趣味合いそう」
「はいはい、諒にも教えてやってな。そいじゃ、お前は出て行った出て行った」
そう言って先生はベットから立ち上がり、諒太郎くんの背中を押す。
案外素直に従って、ドアのところで「いい夢を、おやすみ」と言って出て行った。
私も出て行こうと、スマホを持って立ち上がった。
さっき家を探検したとき、祖父母が泊りにきたときに寝る和室があった。布団も勿論あるだろうし、客間といった感じで私物はそんなになかった。だから私はてっきり、そこで寝るもんだと予想している。でも、みんな2階にいるのに私だけ1階っていうのは正直怖かった。お化けとか、出たらどうしよう。そんなことも考えていた。
「あ、私は、1階の部屋で寝るのかな?」
「そうなんだけど…うん。準備した」
だから先生が即答したときは、本当に絶望だった。でもちょっとためらってる?
「あ、そうだよね」
「嫌、かな?」
「う、あ、んー。。ここじゃ、だめ?」
駄目元で聞いてみる。
「え?」
「そ、その。。」
「お、おう。わかった。ここで寝て。俺が下行くわ。」
「あ!それも、ちょっと!」
「そ、そうだよね…うんわかった。な、なんもしないように、がんばる」
先生はちょっと無理をしているらしかった。そうだよね、同じベットで寝るなんて、ね?でも、怖いからひとりは無理だよー!!