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秘薬が教えてくれた愛
第1章 若返りの「秘薬」
 せっかくきせたシャツを脱がせ、ベッドの上にレーナを横たえた。華奢な体はすでに薄桃色に染まり、危うい色香を醸しだしていた。その色香に当てられたヴィルヘルムは、レーナの至る所に唇を落としては吸い付いた。暗い愉悦を感じたヴィルヘルムは、レーナの細い両脚を押し開き、あざやかな桃色のみずみずしい肉の甘さを舌で堪能した。溢れる蜜は甘さと濃さを増して、トロトロと溢れてきた。蜜口に指を差し込むとスルリと中へ入り込む。レーナは口を手の甲で抑えては甘い声を漏らす。くちゅくちゅと艶めかしい水音とレーナの甘い声にすっかり溺れたヴィルヘルムは、指をさらに進めていた。レーナの体がびくんとなり、身をよじりだした。痛いと小さな声にヴィルヘルムはまさかと思った。
 指の先にその先の侵入を阻むものがあり、それは間違いなく乙女のあかしだった。ヴィルヘルムは自分と出逢った頃のレーナの事を思い出す。初めて体を重ねた夜のことも。そしてそれが彼女の初めての痛みを伴った行為であったことも思いだした。
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