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第8章 シーン8

「やりかた教えてくれる。」

「じゃあ、私裸になるね。」

　私は和也の見ている前で、ストリップティーズのようにセクシーに衣装を脱いだ。

　それは雰囲気を盛り上げると同時に、和也の興奮を冷めさせないためだ。

　それから１０分ほどかけて。和也は私に亀甲縛りを施した。

　縄はあたらしく買い足した綿ロープを使った。

　予想通り、綿のロープは身体をきつく縛り上げる。

　縄と縄の擦れるぎしぎしという音にさえ興奮が高まる。

　和也は意外に器用で、すぐにコツを飲み込み私の身体に描かれる亀甲型の文様を美しく整えて、尚且つ身動きできないほどきつく縛り上げ最後に後ろの余ったロープで両腕を固定し、首から回るな縄に縄尻をかけて引き、両手の自由は完全に奪われた。

　身体を動かすとぎしぎしと縄の擦れる刺激的な音が響き、戒めの縄が身体に喰い込んでくる。

　亀甲模様の縄に、興奮して張っている胸が圧迫され突き出すようになっていた。

　上半身を縛り終え、手芸店から買ったひもで後ろから股間に縄を通し股縄が完成する。