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小田桐菜津子と七つの情事
第3章 甘い舌の三人目
広げていた脚をそっと畳み、私は彼女の股間から身を離す。
気づくと、私のペニスからも大量の愛液が漏れていた。
クンニの途中から、下半身のうずきに気づき、彼女に断った上でずぼんを脱いでいたのだ。
それはベッドの脇の絨毯の床に、大きな水たまりとなって広がっていた。
「参ったな」
私は小さな声でひとりごちた。
こんな風に自分自身が感じてしまうことは、そうそう、なかった。
この女性は、私自身をも、途方もない快楽に駆り立ててくれたのだ、と。
その淫らな愛液の水たまりを見ながら、私はそんな事に思い至っていた。